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[カラー版]曼荼羅集 興然編 上下巻
静岡県熱海市のMOA美術館で、今となっては現物を見ることがかなわない興然編の「別尊曼荼羅」を『埋もれさせてはならない』という使命感を元に一年半の歳月をかけて書物にまとめました。
【推薦者】(敬称略)
◇松長有慶・高野山大学名誉教授
◇乾 龍仁・高野山大学学長
◇有賀詳隆・東京芸術大学客員教授
◇宮治 昭・密教図像学会 会長
◇田代弘興・真言宗豊山派能化 三十三世管長 総本山長谷寺第八十七世化主
◇菅 智潤・真言宗善通寺派管長 総本山善通寺法主
空海によって密教が招来されて約300年、平安・鎌倉期に密教が急速に広まり、降雨・除災・安寧祈願が盛になりました。
霊験の不確かな修法や乱立する様々な図像の中、真言の教義の正当性を守るため興然は、密教の聖地 高野山、金剛峰寺、一乗院、信貴山、醍醐寺などを歴訪、滞在して古記録を書写しながら、自らも数度の受法を経て「曼荼羅集」編纂の資料を収集しました。
観修寺に戻って「曼荼羅集」を刊行してもなお、尊法・経法・図像の描写や灌頂作法の更なる完全を期すため、興然は弟子の光宝たちに後事を託します。
「曼荼羅集」は図像の原点となり、後の名著とされる『覚然抄』の著者、覚然もその多くを興然から学んだ。
監 修:廣澤隆之(大正大学名誉教授)
責任編集:武内孝善(高野山大学名誉教授)
解 説:林 温(慶應大学大学院教授)
種村隆元(大正大学教授)
佐藤隆彦(高野山大学教授)
川崎一洋(高野山大学講師)
佐々木大樹(大正大学専任講師)
那須真裕美(種智院大学兼任講師)
【仕様・体裁】
A4版カラー版
上巻・342ページ
下巻・386ページ
【推薦者】(敬称略)
◇松長有慶・高野山大学名誉教授
◇乾 龍仁・高野山大学学長
◇有賀詳隆・東京芸術大学客員教授
◇宮治 昭・密教図像学会 会長
◇田代弘興・真言宗豊山派能化 三十三世管長 総本山長谷寺第八十七世化主
◇菅 智潤・真言宗善通寺派管長 総本山善通寺法主
空海によって密教が招来されて約300年、平安・鎌倉期に密教が急速に広まり、降雨・除災・安寧祈願が盛になりました。
霊験の不確かな修法や乱立する様々な図像の中、真言の教義の正当性を守るため興然は、密教の聖地 高野山、金剛峰寺、一乗院、信貴山、醍醐寺などを歴訪、滞在して古記録を書写しながら、自らも数度の受法を経て「曼荼羅集」編纂の資料を収集しました。
観修寺に戻って「曼荼羅集」を刊行してもなお、尊法・経法・図像の描写や灌頂作法の更なる完全を期すため、興然は弟子の光宝たちに後事を託します。
「曼荼羅集」は図像の原点となり、後の名著とされる『覚然抄』の著者、覚然もその多くを興然から学んだ。
監 修:廣澤隆之(大正大学名誉教授)
責任編集:武内孝善(高野山大学名誉教授)
解 説:林 温(慶應大学大学院教授)
種村隆元(大正大学教授)
佐藤隆彦(高野山大学教授)
川崎一洋(高野山大学講師)
佐々木大樹(大正大学専任講師)
那須真裕美(種智院大学兼任講師)
【仕様・体裁】
A4版カラー版
上巻・342ページ
下巻・386ページ